RV9大学受験/医学/生命科学

首都圏私大工学部一浪一留。生命科学(医学or遺伝子)を研究するために大学院を模索中。大学受験や大学生、高校生のキャリアについて。医学部受験/大学受験/ホモ・サピエンス/バイオ/キャリア/アーセナル

理系が逆転合格し難い理由

withdom武蔵小杉校 講師主任の森屋と申します!


そろそろ受験が始まると思います。

しかしまだ受験勉強を始めていない…!文系なら逆転合格出来そうですが、理系は進学校の人たち以外は"正直"難しいです。

 

いやそれは言い過ぎました。

かなり難しいと伝えます。

理由は三つあります。


①読解力

②算数力

③具体と抽象

 


理系で難関大学に合格するにはこれらの三つを兼ね備えてるのが必要十分条件です。

 

まず一番大事な能力は読解力が大きくカギを握ります。

読解力というのは問題文に書いてある内容を正確に瞬時に判断する能力です。

 

これは一朝一夕には身につきません。

 

論理的な活字にどれだけ毎日触れてたか、といった小さな積み重ねと読んだあと自分で要約する力が必要です。雑誌や漫画では身につきません。あれは話し言葉や感想みたいなものであり、一般大衆受けの文章しか書いてません。大学受験は教授という学問のスペシャリストが作るので プロの文章を読む訓練をしないといけません。

 

ではなぜ進学校の生徒は1年でサラッと東大に受かるのか?それは、 彼らが中学受験のときに成人並みの読解力を持ってるからです。

 

進学校の受験問題はマークが無く、ほぼ記述で自分の考えを論理的に書く問題がほぼ多いです。なので "ヤマ勘" や "なんなく" という感覚は彼らにはありません。そういう訓練を中学受験のときに叩き込まれたので無意識に論理的に考える力が身についてるのです。


 

解法暗記である程度、大学受験は乗り切れますが、その途中で計算があります。少し数字が変わっただけで、数学の問題ができないのは算数力が欠如してるからだと思います。

 


算数力は代数感覚、幾何的なセンスのことです。

 

ここの補助線気づかなかった…。

計算ミスするなぁ…。

この式変形に気づかなかった…。

空間がイメージできない…。


なんて悩みがあるでしょう。

 

これも算数力です。


結局、小中高のカリキュラムは大学受験を元に組まれており、中学受験や高校受験の積み重ねなので、 才能など全く関係ありません

 

算数力が欠如してると思った人は、演習が必要です。難関大志望の人は進学校の人たち並みの読解力と算数力を持たないといけないので、その人たちの  三倍は  演習をしないと合格点は取れないと思った方が良いでしょう。

 

 

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上の表をご覧頂けるでしょうか?

この具体と抽象が理系科目で非常に大事な思考力です。

例えば問題を解くことを具体的思考といいます。一つ一つの個別対応、直接問題という目に見えること。まさにリンクしてますよね。

 

しかし成績が伸びない子の多くはこれで終わってしまいます。 そうなると脳が一問一答になってしまい、数打ちあたるという点が全く安定しなくなってしまいます。

では成績がいいひとはここでその問題から得た事を自分の価値判断で言語化します。

 


この問題から得たことは

○○○○だな。

これって○○○○すればええんだな。

などこれって直接目でみえないですし、問題と乖離してますよね。

 


これが抽象的思考力です。

 


抽象的思考力が身につくとどんな問題でも対応できるようになり応用が効きます。しかしコーチがいないと身につきにくいです。

自分では分かってるつもりが他の人に説明したら分かって無かったりします。 なので抽象的思考力を鍛えるためには極力教えずコーチングの指導が良いです。

 


因みにwithdom武蔵小杉校は抽象的思考力を鍛えるためにはコーチングを徹底してます。

以上の三つが必要な条件です。

 

もし欠落してる…と 思った方は無理して、難関大学に行くことをあまりお勧めできません。仮に浪人しても読解力や論理的思考が身につく訓練をしてないのに闇雲に演習しても  ザルに水を貯めるような感じになるので、行けそうな大学に行く事をお勧めします。

どうしてもこの大学で研究したい!と思ったら院に行く事をオススメします。

院でしたら、教授の推薦などで行けたり、本当に興味がある分野でしたら指数関数みたいに身につきます。

 

理系は院からが本番なので、大学は背伸びせず在学中に論理的な本を読んだり、塾講などで具体と抽象力を身につけて院試を受けたほうがストレス無く、ポジティブな学生生活を過ごせるでしょう。